2025年の人口減少でも資産価値が落ちない人気エリア

2025年の人口減少でも資産価値が落ちない人気エリア

マンションを売却する際にポイントとなるのが資産価値です。立地で大きく左右されますが、他にも建物や部屋の特徴によっても資産価値は変わってきます。

今後も人口減少が続きマンションの売却価格が下落していくことが予想される中で、購入を検討している人はできるだけ資産価値が下落しないマンションを購入するのがポイントになります。

資産価値が下落しない人気マンションの特徴をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

【目次】人口減少しても資産価値が落ちないエリア
  1. 東京で資産価値が下落しない人気エリア
  2. 大阪で資産価値が下落しない人気エリア
  3. 資産価値が下落しない建物や部屋の特徴
    1. 駅から徒歩5分以内
    2. 大手の分譲マンション
    3. 大規模マンション
    4. 管理人がいるマンション
    5. 災害リスクの少ないマンション
    6. 南向きの部屋
    7. 上層階や角部屋

東京で資産価値が下落しない人気エリア

資産価値が下落しないエリアは多くの人が住みたいと思っている地域です。こうした人気エリアは、マンションの資産価値が急激に下がることは少ないです。

では実際にどこが人気なのか東京から解説していきます。

千代田区

千代田区は、東京の中心近くに位置しているため、品川や新宿など23区の他のエリアへも簡単にアクセスすることができる便利なエリアです。また、千代田区にある「番町」は古くからある由緒ある街です。

番町にある不動産は資産価値が下がらないと、不動産関係者の間では有名な地域です。皇居、靖国神社、迎賓館などに挟まれた地域である番町は、かつて、徳川家康が江戸城の守りを固めるため、この一帯に将軍を警護する部隊を住まわせた場所でもあります。

番町という名前はそこからきています。番町には幼稚園から大学まで多く施設が揃っており、恵まれた教育環境としても人気が高いエリアです。

港区

港区はアクセスなどの利便性の良さだけではなく、商業施設や観光スポットなども多く存在します。増上寺などの歴史ある名所から、六本木ヒルズなどの最新のトレンドの建物まで、観光や文化を楽しめるスポットがいくつも存在します。

それだけではなく、教育、医療も充実しています。また、「高級住宅街」というブランドイメージを持つ方もいると思いますが、庶民的なエリアや緑が多いエリアもあり、過ごしやすい環境に恵まれています。

中央区

日本一の繁華街である銀座があり、そこから繋がる日本橋のエリアの開発が完了し、また新たなにぎわいを見せています。銀座の中心部と臨海部を約12分で結ぶ「BRT(バス高速輸送システム)」の導入も計画されています。

中央区の中でも東京駅から徒歩圏内は、資産価値が下がらないといわれているエリアです。東京駅の東側の八重洲では、商業・オフィスビルの複合ビルや長距離バスターミナルが整備されるなどの複数の再開発の計画があります。

渋谷

再開発でさらにオフィスが増え、2019年後半にはGoogleの本社が六本木ヒルズから渋谷ストリームに移転することになりました。また、2027年度までに駅の跡地や周辺に大型複合ビル5棟を建設する予定があるそうです。

日本の高齢化とともに、渋谷で働く人が増え、「若者の街」から「大人の街」に変貌していけば、渋谷はさらに魅力のある街となっていくかもしれません。

新宿

2016年春には新宿駅の南口に商業施設やオフィスなどが入る33階建ての複合高層ビルが完成、2020年には、駅構内に東西自由道路も完成する予定です。

新宿中央公園などの大きな公園や、新宿御苑など、自然も豊かです。1日の新宿駅の平均乗客数は360万人を超えるといわれています。

江東区

江東区は交通の便が大変よく、道路の幅が広いところが多いことから、車の運転もしやすいとして知られています。昔ながらの商店街があるエリアや、タワーマンションなどが多く建ち並ぶエリアなど、多彩な顔を持つ地域です。

豊洲や有明など、湾岸エリアは開発がどんどん進んでいて、街並みもとてもきれいです。ららぽーとやアリオなどの大型ショッピングモールが多く充実しているのが特徴です。

2020年、東京オリンピックの関連施設が最も集中するエリアなので、注目度はさらに高まるでしょう。

吉祥寺

住みたいまちランキングの常連、吉祥寺もまた資産価値が下がらないといわれていて、繁華街と住宅街がほどよく存在し吉祥寺駅の南側にある「井の頭公園」が人気の理由のひとつです。

また渋谷まで16分、新宿まで快速で12分と、都心へのアクセスも大変便利です。

自由が丘

緑も多く、閑静な住宅街でありながら、スイーツやアパレルなどの話題のショップが続々とオープンする注目のスポットで、休日は観光客などでにぎわいます。

自由が丘駅の周りは、おしゃれな商業施設が建ち並んでいます。女性向けの施設が多いのも特徴で、高級住宅街が多い地域です。渋谷まで9分でアクセスできます。

大阪の資産価値が下落しない人気エリア

関西では不動産購入を考える場合「交通の便が良いこと」や「過ごしやすい」などといった日常生活にかかわることはもちろんのこと、「治安の良さ」や「学区はどこか」といった、生活の質に関わってくる細かなところまで重視して、物件を購入するケースが多いです。

そう考えると関東の物件のエリア選びよりも、基準が少し厳しいといえるかもしれません。

このように、「こだわりの条件」がマンションの資産価値に影響してくるのが関西の特徴です。こうしたことを踏まえながら、次は大阪の人気のエリアについて解説していきたいと思います。

難波

交通の便が大変よく、大阪南部エリアの一大ターミナルです。難波は「ミナミ」の玄関口とも呼ばれています。

くいだおれの街の道頓堀、百貨店や高級ブランド店などが建ち並ぶ心斎橋、若者などが集う古着の街のアメリカ村など、人気のスポットがいくつも難波に存在しています。

海外からの観光客も非常に多く、活気のあるエリアとして注目度も高まっています。駅の周辺では、再開発によって町の整備が進められています。

梅田

梅田も難波も以前は商業地やオフィス街などのイメージで、住居は非常に少なかったのですが、複数の超高層タワーなどの開発が進み、住宅地としても評価が上がっています。

駅周辺を中心に、大規模な再開発が進んでいます。さらに、街に緑を増やす「全面みどり化」という計画を予定しており、これからも注目度の高い目が離せないエリアだと言えるでしょう。

西宮

梅田駅と神戸の中心地「三宮駅」の中間に位置しています。駅周辺は再開発によって便利できれいになり、快適な街へと発展しており人気が高まっています。

また、西日本最大級のショッピングモール、「阪急西宮ガーデンズ」と直結しています。近年では、学習塾なども多くなり、学びの街としての特色も強くなってきています。

交通の便も非常に良く、老若男女から愛されているエリアとなっています。

芦屋

高級住宅などが多く建ち並ぶ、閑静な住宅街です。市街化区域の9割以上が住宅地であるのが最大の特徴で、美しい景観を保つため、市では様々な政策を行っています。

また、駅周辺にはショッピングモールなどの商業施設が多くあります。海側に行けば、リゾートエリアとしても楽しめるのが魅力です。

夙川

梅田まで16分とアクセスに便利な地域です。駅前にはショッピングセンターがあり、生活施設も充実しています。駅の北側には一戸建てや低層の集合住宅などが集まった住宅地があります。

また、夙川沿いの桜並木も魅力のひとつで、約3㎞にも及ぶ「夙川さくら道」は「日本桜名所100選」にも選ばれていて、春になるとお花見などの観光客でにぎわいます。

岡本

阪急神戸線の人気エリア、岡本駅の周辺は、女性から高く支持されている地域です。神戸三宮まで8分、梅田まで25分とアクセスにも優れています。駅前にはおしゃれなお店が建ち並び、近辺には大学も沢山あります。

天王寺

大阪市の中心に位置しており、2014年にオープンした「あべのハルカス」が天王寺の象徴と言われています。駅周辺には大型の商業施設や、大きな市立公園もあり大変便利な地域です。

通天閣や新世界などのディープスポットがあることで知られている一方で、閑静な住宅街が多いことも一つの魅力です。関西空港へのアクセスも良いため、近年では外国人観光客も増加しています。

御影

昔から六甲の湧き水を活かしたさ和栗が盛んな街で、落ち着いたたたずまいを見せる街でもあります。駅周辺は、再開発が進み商業施設も充実しています。

古くからのお屋敷なども建ち並ぶ一方で、最近は再開発によるタワーマンションの建設も進み、街並みが変わってきています。それでも非常にきれいな景観で、安定した人気を保っている街です。

資産価値が下落しない建物や部屋の特徴

これまでは立地の資産価値について説明してきましたが、マンションの特徴や、部屋の条件でも同じことが言えます。

いくら立地が良くても、マンションや部屋の条件が悪ければ、資産価値は下がってしまいます。よって、物件自体の魅力も、資産価値に大きく関わってくる要素になっています。

次は、人気のマンションや部屋の特徴を解説していきたいと思います。

駅から徒歩5分以内

バスなどで毎日通勤となると、道路の混雑状況や天気の状態などで時間が不定期であり、早めにバス停に向かい通勤するという人が多いと思います。

自転車通勤でも天候が悪い日はバスを利用する必要があるので、不便に感じることもあります。

しかし、駅チカ物件であれば問題ありません。駅周辺の多くは、便利なスーパーなどの商業施設もそろっているため、生活にも便利です。

また、駅から離れていると電灯が少なく夜道を一人で歩くのは危険ですが、駅チカであればそのような心配もなく防犯の面でも安全というメリットがあります。

さらに、駅から徒歩圏内の物件であれば、売却の際も早く買い手が見つかります。徒歩5分を境にすぐ売れるかどうかに差がでる、とも言われています。

大手の分譲マンション

マンションの中でも、特に大手の分譲マンションは、資産価値が落ちにくく売却の際も比較的スムーズに売りやすいのが特徴です。

大手の分譲マンションだと、購入した後でも何か不具合があればアフターフォローをしてくれたりと、物件購入の際の大きな安心材料となります。そのような安心や信頼があるため、資産価値が下がりにくいとされています。

大規模マンション

普通のマンションとの大きな違いは、マンションの共用部分です。エントランスや廊下などに大きく違いがあり、ホテルのような高級感があります。また、最近ではキッズルームやフィットネスジム、ゲストルーム付きの大規模マンションがほとんどです。

大規模マンションは住人の数が多いので、少ない負担で充実した管理サービスが受けることができます。また、最近では24時間常駐のコンシェルジュがいるマンションも多いです。

このように施設が充実している大規模マンションも、資産価値が下がりにくくなっています。

管理人がいるマンション

管理人がいるマンションの大きなメリットとしては、安全性が高いということです。また、マンションの細かな掃除、点検、住人同士のトラブルを避けるために苦情処理を行ってくれるので快適に過ごすことができ、管理人がいるのといないのとでは全然違います。

私も一度管理人が常駐しているマンションに住んでいたことがありますが、常にマンション周りは綺麗に保たれていて、子供のころ学校から帰ってくると「おかえり!」と出迎えてくれました。

子供がいる親御さんにとっても、こういった環境があると、防犯面でも安全なことから、管理人がいる中古マンションは、独身女性やファミリー世帯にも人気があります。

災害リスクの少ないマンション

日本は地震大国です。自然災害は避けて通れないとはいえ、できるだけ少ないに越したことはありませんよね。実は、自然災害のリスクが一番低い物件は、「マンション」です。

2011年に発生した東日本大震災では、あれだけの被害があったにも関わらずマンション倒壊は0件でした。

また2016年に発生した熊本地震では、1981年に制定された「新耐震基準」に適用していない1棟のみが倒壊してしまいましたが、それ以外のマンションの倒壊は0件でした。

このように、マンションは災害リスクが少なく、安心して生活できます。

ただし、津波や火災のリスクが高いエリアは、マンションの価値を大きく引き下げてしまう要因になってしまいますので、事前に危険度の高いエリアかどうか確認しておくことをおすすめします。

南向きの部屋

マンションの部屋は南向きが好まれる傾向にあります。昼間の長い時間、部屋に日光が差し込むことが大きなメリットで、冬場は暖かく過ごしやすいので、暖房費も節約できます。

南側にバルコニーがある場合は、洗濯物も非常に乾きやすく人気です。ガーデニングが趣味の人にもおすすめで、多くの人が南向きを希望するため売却する際も売りやすく資産価値が高くなります。

上層階や角部屋

上層階は、やはり見晴らしのよさに人気があります。また、周辺の建物などに影響されることも少ないので、周りの目を気にせず生活することができます。日当たりや風通しも良く夏は涼しく、冬は暖かいといったメリットもあり防犯面でも安心です。

また、角部屋も同じく人気があります。角部屋だと少なくても二方面に窓があり、たくさんの日差しが入ってくることを期待できます。たくさんの窓があるため、夏はとても涼しく過ごしやすいです。

また、隣からの騒音がほかの部屋より少ないのも特徴です。こうしたメリットがあることから、上層階や角部屋はほかの部屋よりも人気があります。

まとめ

マンションの資産価値が落ちないエリアや、人気のマンションや部屋の特徴について説明してきました。

マンションは一戸建てと違いリフォームの自由度が低いため、売却して住みかえするケースが多くなります。つまり、マンションを購入する際には、「将来売却する可能性がある」ということを想定した上で物件を選ぶ必要があります。

マンションの購入する際は価格を重視して物件選びしがちですが、購入する物件の資産価値が落ちないというのもポイントの1つとして覚えておいてください。

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