不動産をオークションで売却する際の流れ、メリットと失敗例

不動産をオークションで売却する際の流れ、メリットと失敗例

最近では、不動産もオークションで売買できるようになってきました。

オークションサイトの特徴は、買主を早く見つけられることですが仲介業者を通さないため、不動産売買に関する知識が無いとトラブルに巻き込まれ失敗します。

今回は、2018年9月サービスがスタートする「FKR不動産オークション」に注目しながら、不動産をオークションで売買する際のポイントについて解説します。

FKR不動産オークションとは

一般社団法人不動産競売流通協会は、2018年9月から「FKR不動産オークション」を運営開始することを同年7月に発表しました。

この取引のメインとなる不動産は、債務整理が目的のものや、期限までに現金化したい物件など、一般には出回りにくく、関係者の間で今まで内々で取引されていたものです。

オークションの特徴は

このオークションサイトの特徴は、

  1. 期限内に、素早く確実に売却できる
  2. 不動産競売流通協会の会員が引き渡しまでサポートしてくれる
  3. 最低売却価格を決められる
  4. 広く物件情報を広告できる
  5. 入札制なので公平で透明性が高い

の5つです。今まで、債務整理目的の物件や、早期に現金化したい物件は、おもに買い取り業者へ販売され、売却も「言い値」に近い価格で取引されていました。「FRKオークション」のサイトでは、それらのマイナス面が改善されています。

入札期限があるので、売却時期の目途を付けやすく、 プロがサポートし、広く公開されるため、相場感も掴みやすくなっています。

オークションの流れ

出品者は、ウェブにて登録をします。出品の際は、保証金がかかります。この保証金は、売却できなかったときは返金されます。落札があったときは、通常と同じように仲介手数料を支払います。

ただし、料金は通常よりも若干安めに設定してあります。

おもに、弁護士、司法書士、税理士、不動産業者などが出品を行いますが、個人の出品も可能です。

不動産競売流通協会の会員(=宅建業者)が 物件の調査、リスク調査、価格調査、資料作成を行ったあと、ウェブサイトに掲載します。落札した場合は、売買契約も行います。

落札者は希望落札価格をウェブ上で入力します。システム利用料として、落札料金の1%または3万円の高い方を支払います。

オークションのメリットとデメリット

FRKオークションへの出品は、2018年9月上旬から行われます。オークションを利用するメリット、デメリットは何でしょうか。

メリット

利用のメリットは「探しやすい」「高値で売れる」「スピーディ」の3つです。

このサイトは使いやすく、高値売却が期待できます。今までの競売サイトは、公図や物件写真などを探しにくいという声が多くありました。

しかし、このサイトは、一般のポータルサイトと同じような表示形式に揃えてあるので、一般の人も探しやすくなっています。1つのサイトで閲覧することで、希望の物件を探すのが簡単になります。

不動産競売流通協会を通して掲載されるため、情報が公平に公開されます。ほかの売買物件と比較することも簡単にできます。多くの物件が掲載されるので、価格に関して素人で も相場感が掴めます。

今まで買い手のいい値で売却するケースがほとんどだった物件は、一番よい条件を提示した人が分かるので、高額で売却される可能性があります。不動産会社を何社も挟まずに取引できるため早期に売却することができます。

デメリット

デメリットは「キャンセルの可能性が高い」「やりかた次第で落札価格が低くなる」ということです。

気軽に行えるため、すぐにキャンセルされる可能性があります。一度落札された物件をキャンセルしたり、出品自体を取り消したりすると、個人の信用問題にも関わります。

また、予想よりも低い価格で入札されたらキャンセルできません。高い価格で落札されると予想し、多数の入札を見越して、低い価格から入札を開始したが予想以上に低い価格で落札が決まってしまった、という失敗例もあります。

オークション開始当初は、掲載物件が少ないため、入札者も少なくなることが予想されるので特に注意が必要です。

まとめ

オークションサイトを使いこなすには、一定水準以上の知識やモラルが必要です。

仲介業者を介さないために、知識が浅いとトラブルに巻き込まれル可能性が多く、キャンセルなどに関する法的な整備も完全とはいえないからです。

ある程度自分の力で調べられることが大前提ですが、それでも問題が発生することはあるので、困った時は専門家に相談するなどして、注意しながら利用する必要があります。

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