コーポラティブハウスは売りにくい?

コーポラティブハウスの売却についてです。
終の棲家にしようと思い、15年ほど前にコーポラティブハウスの建築に参加しました。住宅に対する考え方が似通っている13家族が集まり、検討に検討を重ねましたので、とても素晴らしい住宅が完成したと自負しております。恐らく、私以外の居住者すべてがそのように感じていると思います。居住者全員が知り合いですので住み心地もよく、大きなトラブルもなく申し分のない生活をしてまいりました。

子供も達も独立し、これからもここで静かに暮らしていこうと思っていた矢先に、諸事情があって妻の両親の家に住まなくてはならなくなりました。私としては非常に不本意なのですが、住居を2つ維持していくことは経済的に難しいため、今の住居を売らざるを得なくなりました。

そこで、近くの不動産業者に売却を依頼しようと思い査定を頼んだところ、コーポラティブハウスは売りにくい、ということを言われ、査定金額も驚くほど低く見積もられてしまいました。私自身とても気に入っており、住み心地も申し分ない部屋だと思っておりますので、正直とてもショックでした。

コーポラティブハウスは売りにくい、ということは、以前も耳にしたことがありますが、それほどまでに売りにくく、かつ安く売られてしまう物件なのでしょうか?どうしても腑に落ちません。安い値段のまま売りに出すしか仕方がないのでしょうか?

コーポラティブハウスとは、住宅の設計から建設まで入居者で行う「共同住宅」のことです。住む人それぞれが好みの間取りにしたり、意見を出し合いながら共有スペースを設定したりすることができるため、いわゆる「こだわりの住宅」を実現できることが魅力の一つですよね。

さらに、大抵の場合、居住者全員で話し合いながら建設を進めていくため、良好なコミュニティを築くこともできます。

しかし、それらのメリットが売却の時にデメリットになることがあるというのも事実です。一般的なマンションの間取りではなく、最初に住んでいた人がこだわりを重視した間取りにしていた場合、他の人にとっては使いにくい間取りとなる場合もあります。

また、建設中からの仲間意識がある住民のコミュニティの中に、途中から参入するというのは、ちょうど転校生のような状態になりますので、どうしても敬遠する人がいるのは言うまでもありません。

とはいえ、コーポラティブハウスが絶対に売れにくい物件であるかと言えば、そうとも言い切れません。例えば、よくある普通の間取りのマンションではなく、こだわりのある間取りを探している人もいます。

また、住民同士のつながりを重視する人にとっても、良好なコミュニティを築きやすいコーポラティブハウスは、魅力的な物件だと言えるでしょう。

ただ、コーポラティブハウスには、同じ物件、または同じような物件がないのが普通ですので、取引事例法などを利用した価格が設定しにくく、買い手を探すのが大変だからという理由で、コーポラティブハウスを扱いたがらない不動産会社もあります。

ですから、買い手を探す幅を広げるためにも、一社ではなく、できるだけ複数の不動産会社に査定をしてもらうことをおすすめします。

※査定に関しては「マンション売却のおすすめはどこ?高く売るなら仲介業者選びが超重要!」を参考にして下さい。

質問で述べられているような条件の良いコーポラティブハウスでしたら、思いのほか早く買い手が見つかるかもしれません。せっかく愛着を持たれている住居ですので、良い買い手が見つかるといいですね。

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