値下げのタイミングとコツ

値下げのタイミングとコツ

今回は値下げのタイミングやコツなどを、先の記事で紹介した「3つの価格」とリンクさせながら説明していきたいと思います。

「3つの価格」については、前記事の「販売価格の賢い決め方」を参照してください。

最初の2~3ヶ月は値下げをしない

最初に売りだすことになる価格が「売りたい価格」です。
この「売りたい価格」は、売主の理想的な売却価格でもあり、1ヶ月くらい反応がなければすぐに値下げをする人が多いのですが、最低でも2~3ヶ月は値下げせずに様子をみましょう。

その理由は、新しく売りだした物件が市場に浸透するまでに、最低でも1~2ヶ月ほど時間が掛かるからです。
2ヶ月みておけば、期間的には十分だと思いますので、2ヶ月しても問い合わせや内覧希望が入らない場合は、タイミングを計って「売れる価格」へと値を下げても良いでしょう。

値下げの前に他に出来ることが無いかを確認する

「売りたい価格」→「売れる価格」
「売れる価格」→「最低価格」

このように値下げをするときに、簡単に値下げすることはNGです。

必ず値下げをする前に、「やるべきことをやっていたか?」「出来ることは他になかったのか?」というチェックを行ってくだささい。

例えば・・・

  • オープンハウスの実施
  • 広告媒体のチェック
  • 物件情報の充実度
  • HPに掲載されている物件写真は魅力的か?
  • 他業者への宣伝活動は十分にやってくれているか?
  • 内覧済み者へのアプローチや進捗状況に満足いく対応を取ってくれたか?
  • このようにもう十分な販促活動を行っていると確認できたのであれば、値下げを決断するタイミングに来ていると思って良いでしょう。

    中途半端な値下げは印象を悪くするだけ

    現在の価格から10万円や20万円程度の値下げをするのであれば、それはあまり意味がないことだと思います。

    買主側は、自分たちの予算よりも10%くらい余裕をもって物件探しをしています。
    つまり、予算を2000万円と考えている買主であれば、良い物件があれば10%増の2200万円くらいまでなら、対象として物件探しをしているものです。

    つまり、2500万円で売り出している物件を、2480万円に値下げしたからといって、購入対象者の層はほとんど変わらないということです。

    値下げを敢行するのであれば、最低でも50万円単位~の値下げをするのが効果的ですし、購入者側からみたインパクトもあります。

    逆に10万円や20万円の値下げをコツコツしていると、購入者側からは「売り急いでいる物件」や「売主がせこい」と思われてしまい悪い印象を持たれてしまうこともあります。

    仮に「売りたい価格=2700万円」「売れる価格=2500万円」「最低価格=2350万円」くらいで3つの価格を設定しているのであれば、ちょこちょこ値下げをするよりも、一気に200万や150万という値下げをした方がインパクトがあると思います。

    ~まとめポイント~

  • スタート価格からの値下げは最低でも2ヶ月は待つ
  • 十分な販促活動を行っていることを確認してから値下げを実行する
  • 10万円や20万円という値下げは逆に悪い印象を持たれる可能性がある
  • 値下げをするなら、インパクトがあるくらいの方が効果的
  • 家を売るなら必ず知っておきたいチェックポイント

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