家を売る場合の流れと、絶対に知っておきたい査定の違い

家を売る場合の流れと、絶対に知っておきたい査定の違い

売却物件がマンションでも一戸建てでも、マイホームを売却する流れは基本的に同じです。
まずは、マイホームを売却する流れの概要をおおまかに理解しておきましょう。

マイホーム売却の流れ

大きく分類すると「売却の準備」「売却活動」「契約から引渡し」という3つで構成されます。

売却するための準備

1:情報収集「近隣中古物件の価格、査定依頼する業者選びなど」
2:査定依頼「簡易査定を依頼し、その後訪問査定を依頼する」
3:業者を決定し、媒介契約を締結する「複数社に依頼するなら一般媒介、特定の業者に絞って依頼するなら専任媒介、専属専任媒介となる」

売却活動の開始

4:売り出し価格を決定する「査定額を参考に売り出し価格を決める」
5:販売開始「販売開始すると即ネットに物件情報が掲載される」
6:内覧「物件に興味を持つ人が現れると、内覧希望の連絡が入る」
7:買付け申込み「内覧者に購入の意思があれば、買付け申込みが届く」
8:条件や価格の交渉「買付け申込みを受け取った相手と具体的な条件や価格の交渉に入る」

契約~引渡し

9:売買契約「具体的な条件や価格が決まったら売買契約を締結する」
10:引越し「決済までには引越しをし、いつでも引き渡せる状態にしておく」
11:決済と引渡し「決済=カギの引渡しとなるのが一般的」

順調に進めることができれば、情報収集から引渡しまでの期間は平均3ヶ月ほどです。
ただし、販売価格や業者選びに問題があると、販売開始から1年経っても、買手がみつからないことも珍しくありません。

一戸建ては、査定額に500万以上の差がでることも

基本的な売却の流れは、マンションも一戸建てもほぼ同じだと説明したのですが、1箇所だけ大きく異なる部分があります。
その異なる部分というのが、「査定額」についてです。

マンションの場合だと、数社に査定を依頼しても、ほぼ同じような結果になりやすいのですが、一戸建ての場合は査定額に幅が出てしまうことがあります。

マンション査定の場合

  • A社=2450万円
  • B社=2500万円
  • C社=2550万円

※2500万円を中心にほぼ100万円くらいの差しかありません。

一戸建て査定の場合

  • A社=3800万円
  • B社=3500万円
  • C社=3200万円

※A社とC社では査定額に600万円もの差がでてしまっています。

上記例のように、マンションだとそんなに大きな査定額の違いはあまり出ません。
しかし一戸建ての場合、どうして600万円なんていう差がでてしまうのでしょうか?

その理由は簡単で、ズバリ査定の方法にあります。

マンションの売却査定というのは、一般的に「取引事例比較法」という算出方式を採用している業者が多いのですが、一戸建ての査定方法は「取引事例比較法」や「原価法」、「原価法+積算法」というように、業者によって採用している算出方式が違っているからです。

上記例でいうと、マンション査定はA社・B社・C社ともに取引事例比較法を採用しており、最近の取引事例として2500万円で売却されていたので、それに近い査定額になったことが考えられます。

しかし、一戸建ての査定は、A社が「原価法+積算法」、B社「取引事例比較法」、C社「原価法」というように、各社それぞれ算出方式が違っていました。
※「原価法+積算法」が高く、「原価法」が安い査定になるという訳ではない。

とくに一戸建ての場合は、取引事例比較を参考に原価法で基本査定を行う会社も多いので、原価法で算出した査定額に対し、どこまで時点修正するかは業者次第なのです。

~まとめポイント~

  • 不動産を売却する流れは一戸建てもマンションも基本は同じ
  • 一戸建ての場合、業者によって査定方法に違いが出やすい
  • 査定の算出方法が違えば、査定額に数百万円の違いがでることもある
  • 一戸建ての査定は、最低でも5社以上が望ましい

家を売るなら必ず知っておきたいチェックポイント

  • 信頼できる業者はどうやって探せばいいの?
  • 家を売りたくても売れない不動産業界の現状を理解しておこう。
  • 不動産業者に家の「買取」をしてもらうのは損?
  • 実家や土地を相続した場合はどうしたらいいの?
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