家の査定でチェックされるポイントと、評価を上げるコツ

マイホームの査定を少しでも高くするためには、査定員に対してどれだけ良い物件であるかをアピールすることも重要です。

ただしマンションと戸建てでは、アピールするポイントが違ってきますので、今回は戸建ての査定に役立つアピールポイントなどを紹介していきたいと思います。

戸建てのアピールポイントは生活性の良さ

マンションと戸建てのアピールポイントの違いはズバリここです。

  • マンションのアピールポイント・・・利便性
  • 戸建てのアピールポイント・・・生活性
  • 一見すると利便性も生活性も同じように思われるかもしれませんが、利便性とは駅までの距離だったり、近くにコンビニがあるなどが挙げられます。
    いっぽう生活性とは、「騒音が気にならない」「将来的な増築やリフォームの自由度」「その街の住民性」などもアピールポイントになります。

    戸建ての一軒家に比べ、マンションというのは生活する上で必ずしも便利なことばかりじゃありません。
    繁華街や駅近物件が多いので、治安の問題もありますし騒音の問題もあります。
    それでもマンションを選ぶのは、なによりも利便性を優先したいという人が多いからです。
    その点、戸建ての一軒家を選ぶのは、利便性よりも自分たちの生活や子供が安全に暮らせる環境を優先している人たちだと考えることができます。

    このようにマンションと戸建てでは、アピールするポイントが多少違っていることを知っておけば、査定にも有利に働きますし、なにより購入希望者が内覧に来たとき、何をアピールするべきなのかが解ります。

    査定時によくみられる箇所

    マンションの場合、査定員が時間をかけてチェックするポイントは、構造躯体や景観、日照具合などを厳しくチェックします。また共用部分や専有部分の箇所、管理組合が上手く機能しているかなどもチェックをしなければなりません。
    つまり構造躯体や景観に日照、それに管理組合の状況など、いち住人ではどうしようもないところばかりをクローズアップされてしまいます。

    それに対し戸建て住宅の場合に重要視されるのは、間取りに対する動線、生活スペースがどれほど確保できるか?キッチンやお風呂など、生活設備の使い勝手や経年劣化などです。
    もちろん雨漏りやシロアリ被害などもチェックの対象となります。
    つまり、住人の努力次第でなんとかなる部分が大半を占めているのです。

    高評価になるポイント

    訪問査定を受けるときに、居住内の荷物を片付けておき、少しでも部屋を広くみせたり、全ての部屋の換気、カーテンの開放などで家全体を明るくみせるのは、マンションも戸建ても同じです。

    とくに玄関部分とリビングは、少しでも広く明るく見せるようにしておきましょう。
    次にお風呂やトイレなどの水周りですが、臭いを出しやすい場所でもありますので、十分な換気と芳香剤などで対策をしておきます。

    戸建て特有の査定ポイントとしては、上記でも書いていますが、両隣の住人の人柄や近隣関係が良好であるか?など、地域性はすごく重要です。
    また、シロアリ駆除や外壁の塗り替え、屋根の補修などを実施している場合は、その点もアピールしておきましょう。

    過去にリフォームを行っている場合は、それらを時系列にしてメモしておきましょう。
    とくに戸建て特有なのが太陽光発電システムです。
    これはマンションではほぼ実現できません。

    今現在、太陽光発電システムを導入しているのであれば、月々の光熱費がわかる台帳を作成しておき、どれだけ光熱費の節約になるのか?毎月の売電でどれくらいの収支があるのかをアピールしておきましょう。

    ただ「太陽光発電システムを設置しています」とだけアピールする人がいるのですが、家庭の事情などもあり、査定員から光熱費など家計簿を見せてくださいとは、言いづらい部分もありますので、収支がわかるような資料を準備しておきましょう。

    売主の態度も査定されていることを忘れない

    査定員がチェックしているのは、物件ばかりではありません。
    売主の態度などもしっかりとチェックされていることを理解しておいてください。

    売主の人柄や態度に問題があるようだと、後々トラブルになる可能性があるからです。
    これは当然購入者側も同じです。
    不動産業者というのは、ある意味評判や口コミなど、信頼を頼りに商売をしている部分があります。
    基本的に売買というのは個人間同士の問題なので、引渡し後のトラブルに不動産業者は関係ないのですが、それでも買った側も売った側も「○○不動産で買ったら(売ったら)最悪だった」と不動産業者が悪者になってしまいます。

    このような評判が広がってしまうと、それこそ商売に大きな影響を及ぼしますので、トラブルになるような物件は極力扱いたくないと思っているのが本音です。

    これは極端な例ですが、わたしも実際に元暴力団関係の人から、家の査定を依頼されたことがあるのですが、明らかに怪しい雰囲気だったので、わざと査定を低く見積もって断られるように仕組んだ経験があります。

    不動産業者の社員とお客さんは、相談から引渡しまでの長い付き合いになりますし、何か問題が発生したときには、営業マンが全て処理をすることになります。
    会社が尻拭いをしてくれるのは、本当にどうにもならなくなった時(裁判や賠償問題など)くらいなのです。
    そのため、営業マンはなるべくリスクを避けたいと思っています。

    つまり簡単に言ってしまえば、良いお客さんであれば少しばかり無理を聞いても自分の顧客にしたいと思いますが、問題を起こしそうなお客さんであれば、いくら魅力的な売買話でも極力引き受けたくありません。

    このように売主の人柄も査定の評価に繋がっていることを理解しておいてください。

    〜まとめポイント〜

    • 戸建てのアピールポイントは利便性よりも生活性
    • 過去のリフォームなどは時系列でまとめておく
    • 太陽光発電は設置していることでなく、その効果をアピールする
    • 売主の人柄も査定評価の対象となっていることを理解しておく

    家を売るなら必ず知っておきたいチェックポイント

    • 信頼できる業者はどうやって探せばいいの?
    • 家を売りたくても売れない不動産業界の現状を理解しておこう。
    • 不動産業者に家の「買取」をしてもらうのは損?
    • 実家や土地を相続した場合はどうしたらいいの?
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