賃貸やリフォームではなく、不動産売却に強い仲介業者を探そう

不動産業者にも得意・不得意がある

不動産業者には、さまざまな特徴があり、マンションを売却する際は、売却が得意な仲介業者を選ぶ必要があります。賃貸やリフォームが得意な業者に、売却を依頼すると、損する可能性が高いので注意してください。

不動産業者の特徴をまとめて、売却が得意な仲介業者の見極め方を解説していきます。ぜひチェックしてみてください。

【目次】不動産売却に強い業者の見分け方
  1. 業者によって異なる得意・不得意
  2. 不動産業者の得意分野を見極める方法
    1. ホームページをみる
    2. 新聞の折込チラシをみる
    3. 不動産情報誌をみる
    4. 不動産に詳しい友人・知人に聞く
    5. 実際に足を運ぶ
  3. 不動産業者選びのポイント

不動産業者の特徴

不動産業者の特徴を、私の経験を元にまとめてみたので、参考にしてください。

業者によって異なる得意・不得意

以前、不動産会社の店長をしていた街は、人口50万人以下の地方都市で、半径10km圏内に60社ほどの不動産業者がありました。

その60社には、それぞれに得意分野がありました。

  • 取り扱い物件の9割以上が賃貸の不動産業者(売買は1年に1件程度)
  • 賃貸も売買も平均的に取り扱っている不動産業者(売買は月に1~2件程度)
  • 中古マンションの売買に特化している不動産業者
  • 競売で一戸建てを購入し、リフォームして転売する不動産業者
  • 土地の分譲開発を行い、分譲マンションや建売住宅の売買が専門の不動産業者

上記のように、賃貸が得意の不動産業者もあれば、売買を得意としている業者もあります。さらに細かく分類すると、以下のような業者もいました。

  • 不動産会社の看板は掲げているが、自社物件の賃貸しか取り扱っていない業者
  • 従業員が10名以上いる大手不動産業者
  • 70歳過ぎのおじいさんが一人で経営している不動産業者
  • 賃貸や売買の仲介はほとんど無く、賃貸物件の管理収入がメインの不動産業者

このように、不動産業者にはそれぞれ、得意・不得意の分野がありますし、不動産業者として十分に機能していない会社もあります。これは決して珍しいケースではなく、何処の街でも同じような業者が存在します。

この問題点は、不動産業者だけにある訳ではありません。賃貸メインの不動産業者、売買を専門としている不動産業者、土地開発が得意な不動産業者があるにも関わらず、同じ免許で営業することができる点に問題があります。

例えば「医者」の場合、同じ医者でも、「眼科」や「皮膚科」など、それぞれの専門分野に分かれていますよね。

実は不動産業者にも、それぞれが得意とする専門分野があるので、売却するだけならどの業者に頼んでもOK、というわけにはいかないのです。マンションを売却する際は業者選びが、かなり重要になってきます。

不動産業者の得意分野を見極める方法

マンション売却が得意な不動産業者を見極める方法について説明していきたいと思います。見極め方法は以下の6つをおすすめします。

ホームページをみる

不動産業者のホームページをみるのが一番簡単で分かりやすいです。ホームページの何処をチェックするのかというと、掲載してある物件数とトップ画面です。

不動産業者のホームページには、「おすすめ物件」を数件掲載していることが多いです。このオススメ物件が賃貸物件ばかりの業者は除外しても良いでしょう。

掲載されている物件数ですが、売買物件を多く掲載している業者がおすすめなのは間違いありませんが、賃貸物件も売買物件もそれなりに掲載している業者だった場合、最低でも全体の2割程度は売買物件が掲載されているのが条件になってきます。

つまり100件ほどの物件が掲載されているのであれば、賃貸80件、売買20件くらいの割合が望ましいといえます。

新聞の折込チラシをみる

毎月定期的に不動産業者の新聞折込チラシが入ってくると思うのですが、このチラシをみても不動産業者の得意・不得意が分かります。

数社の不動産業者が共同で発行しているチラシをチェックしてみてください。このチラシは、1社1社の広告スペースが限られているため、賃貸が強い業者は賃貸物件をメインで掲載しますし、売買が強い業者は売買物件をメインで掲載しています。

例えば売買物件は写真つきで掲載していて、賃貸物件は下の方に細かく文字だけで掲載しているような業者は明らかに売買に力を入れていることがわかります。

不動産情報誌をみる

不動産情報誌も1社が掲載できるスペースが限られているため、基本的な考え方は新聞折込チラシと同じです。

不動産情報誌の場合、ページの上部に掲載している物件が賃貸であれば賃貸メイン、売買であれば売買メインというように、より解りやすい構図になっています。

不動産に詳しい友人・知人に聞く

実際に不動産業者で働いている知り合いがいるのであれば、その人に聞くのが一番確実な方法です。

不動産業界で働いていれば、その街の不動産情報を把握していますので、どの不動産業者が賃貸に強く、どの不動産業者が売買に強いか必ず把握しています。

しかし、知り合いにそんなことを聞くと「だったらウチの会社にまかせてよ。俺が責任もってサポートするから」と言われる可能性もありますので判断が難しいところですね。

友人や知人に1度売却を依頼すると後から断りにくいなど、トラブルになることが多く、できるだけ避けた方が無難だからです。

そのため、過去に不動産業者で働いていた友人や知人がいるのであれば、その人に聞くのが一番ベストな方法だと思います。

実際に足を運ぶ

実際に街の不動産業者へ足を運ぶのも良い方法だと思います。店の中に入ると営業マンから上手く言いくるめられる可能性もありますので、この段階で店内に入ることはおすすめしません。しかし、店内に入らずとも調べることはできます。

不動産業者の多くは店頭に物件掲示板を作ったり、窓ガラスに物件情報を貼ったりしています。

掲示板も窓ガラスもスペースは限られていますので、掲載してある物件情報をみれば賃貸と売買のどちらに力を入れている業者なのかを見極めることができます。

また、同じ比率で賃貸と売買の物件情報が掲載されている場合は、どちらが上段に掲載されているかを見てください。力を入れている商品ほど、上段に掲載するのが一般的だからです。

不動産業者選びのポイント

店長時代の経験を元に、不動産会社の得意・不得意を解説してきました。賃貸が得意な業者もあれば、リフォームが得意な業者など、それぞれに特徴があります。

当然ですが、マンションを売却する際は、売却に強い仲介業者を選ぶ必要があるので、紹介した見極め方を参考にしてみてください。

マンション売却では、数百万円単位の大きなお金が動きます。つまり業者選びを失敗すると、それだけ損することになるので、安易に業者を選ぶのは絶対にやめましょう。

失敗しない業者の選び方については、以下の「マンションを高く売るなら仲介業者選びが超重要!おすすめはどこ?」で解説しています。ぜひチェックしてください。

マンションを高く売るなら仲介業者選びが超重要!おすすめはどこ?

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